インタビュー

インタビュー

Webコンサルティング事業、SEO事業、セミナー事業を手掛け、費用対効果を一番に考えたソリューションを提供するWebマーケティング会社の株式会社ウィルゲート。学生時代より自身でWebショップの運営も行った経験を持つ、専務取締役 吉岡氏にSEO対策ノウハウを伺いました。

株式会社ウィルゲートの事業内容を教えて下さい。

SEO事業はもちろんですが、もともとWebコンサルティングを行っていた経験のある者が多く在籍しているので、最近ではそのノウハウを活用したセミナー事業にも力をいれています。その中で、自社のSEOセミナーや、成約率を上げるためのライティングセミナーを行っております。合わせて「Webマーケティング工房」という、ECサイトで成功した店長様の苦労話、ノウハウなどをストーリーにしたHTMLメルマガを週5日配信しています。また、サイトの企画段階から入らせて頂いたり、新しい事業の立ち上げを一緒に考えさせて頂くといった、Webコンサルティング事業も行っております。
会社のポジションニングとしては「SEO対策を一つの手段にし、費用対効果を一番に考えているWebマーケティング会社」とお考え頂ければと思います。

御社のSEO対策の強み・特長などをお聞かせ下さい。

まず、挙げられるのはSEOにこだわり過ぎないSEO会社だということです。SEOはどんなサイトでも上位表示できる程甘くないと思うんですね。検索上位に上がったとしても、サイトで売上げ等の効果が出なければ意味のない事ですので、リスティング広告の方が効果があると思われる場合はそのようにアドバイスしますし、上がらないものを上がるとは言いませんので、白黒はっきりお伝えするSEO会社であるという事が一番の強みです。
特長としては、集客だけではなく成約率というのもビジネスにおいて非常に大切な要素ですので、検索順位が上がったお客様に対して、その後サイトをどう変えたら良いのかなど、SEOだけではなく成約率に対しての総合的なアドバイスもできる事ですね。
また、無料でページ数を増加させるサービスも行っております。お客様によくある質問や、用語集などを文章にして頂く事を前提条件に、サイト内のページ数を増加させる事でSEOに強くするなどの対策をサービスとして行っております。

今までにお客様に喜ばれた御社の実績など教えて下さい。

22007年11月にオープンした化粧品のECサイトを例に挙げますと、当初は検索エンジンにもクロールされていない状態で、通常SEO会社はそのような案件は嫌がるんですね。というのも「エイジングフィルタ」というものがあってクロールされていないサイトは検索で上がるのに時間が掛かるためなんです。それを徐々にSEO対策をしていく事でYahoo!で173位から始まり現在では2位にまで上がって、Googleでも5位まで来ました。こちらの事例ではキーワード選定が肝でした。お客様のコストが抑えられるような形で提案し、本来リスティングだと月々100万円前後費用がかかる効果を弊社のSEOサービスでは月々20万で提供することが出来ました。更に、特にYahooで顕著なのですが、単キーワードで上位表示されると、その単キーワードを含む複合キーワードも上位表示されやすくなる傾向があります。多くのキーワードで上位表示をしてアクセスを集めていくという「ロングテールSEO」は、中長期的なSEO戦略において非常に重要です。このお客様のサイトは、「化粧品」「化粧品□通販」「化粧品□通販□資生堂」など100以上のキーワードの組み合わせでも、検索結果の1ページ目に表示されるように対策を行いました。「化粧品」というBIGキーワードで上位表示させることも重要な対策ですが、「化粧品」より「化粧品□通販」、「化粧品□通販」よりも「化粧品□通販□資生堂」の方が、検索数は少なくても商品を購入する気がある方の割合は多いので、コンバージョンは高くなります。

「化粧品」というキーワードをベースにして、様々な組み合わせのキーワードで検索結果の1ページ目に入るようにしたことも売上を伸ばせた成功のポイントでした。

一般的にSEOが認知されてきておりますが、今後のSEO対策についての市場動向などお聞かせ下さい。

2年前まではSEOはバブル時期だったと思います。当時は説明すればお客様に興味を持って頂けましたので、旬なマーケティング手法だったんですね。でもその後は、多くのお客様が「SEOをやって失敗したな」と思っていたと思います。理由は、順位が上がらなかったとか、キーワードの選定力が問題で順位が上がったは良いけど儲からない、という事が多かったんですね。例えば、「インプラント」という言葉だと、地域性があるキーワードですので全然違う地域の方が見ても意味がないですよね。SEO黎明期も終わり、今後は本物が生き残っていく時代になってくると思います。SEOのマーケットは100億円ですが、リスティング広告は1300億円ありますので、今後もSEO市場は伸び続けていくポテンシャルはあります。実際にSEO市場は前年比30%ほどのペースで拡大しております。また、現在一般的である成果報酬から、次の段階のサービスが出てくるのではないかと思っています。更なる価格競争が始まり、順位が上がっても料金は頂かず、売上が上がったら初めて課金が発生するなど、新しいサービスが出てくると思いますね。あとは、検索エンジン側でサイトを目視確認をするようになってくるので、“被リンクが沢山あるが内容がないサイト”は淘汰されていくと思います。SEO会社に頼むだけではなく、お客様の方でデザインをしっかりとしていくだとか、コンテンツをおもしろくするなどの企業努力との兼ね合いになっていくと思います。

最後にSEOを考えている方へ一言アドバイスをお願いします。

SEOはいろんな迷信があります。例えば、上位表示のために裏技があるのではないかと思われやすいのですが、実際は裏技などないという事を理解して頂きたいと思います。ユーザーにとって、良いサイトを目指していく王道のSEO対策をしていくことが、中長期的に上位表示するために最も大切なことです。そして、誤った情報に騙されない為にも最低限の知識は身につける必要があります。最近は、質の高いSEO関連書籍が多く出版されてますので、是非2~3冊読んで下さい。そこに書いている事を前提の知識として、ユーザー視点、検索エンジン視点に立って、どのようなサイトが上位表示に値するサイトなのかを考えてみて下さい。 それが出来れば、上位表示の戦いの中で勝ち残っていけるはずです。

吉岡さん、丁寧にご説明いただき、ありがとうございました!

株式会社ウィルゲート 吉岡 諒

吉岡 諒 (ヨシオカ リョウ) 株式会社ウィルゲート 専務取締役 SEO事業部責任者

SEO事業を主力とする株式会社ウィルゲートを設立し、
SEO事業部の責任者を務める。

SEOの最新技術を追求、検索エンジンのアルゴリズムを解析する一方で、
営業現場ではSEOコンサルタントとしても活躍。

18歳の時に自身でECサイトを0から立ち上げ、
ネットショップ店長としての経験も有り。
SEOで上位表示した後の、集客・成約率・リピート率など
マーケティング全般の提案力にも強みがある。

○ウィルゲート、最近のメディア掲載
2008/7/3発売(株)翔泳社 SEO SEM Technique vol.5